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富山発金沢方面ゆき鈍行列車

富山とその周辺で見つけた、乗り物の話を書いていきます。

北陸本線伏見川橋梁の謎

170311fushimikawa.jpg

北陸本線伏見川橋梁は西金沢駅を出て金沢へ向かうとすぐに渡る橋である。
伏見高校の伏見で、ここより少し上流では高橋川と合流している。
下流に行けば犀川に合流する。
小さなガーター橋で、北陸本線にありがちな薄いブルーを纏っている。
2スパンで、橋台は複線用になっている。
かつては単線だったはずだが、改良した地点は見当たらない。
しかし数年前記事にしたすぐ近くの鶴開渠(リンク)は、明治の開渠が残るので、大幅に線路は変化していないはずだ。
気になるのはこの橋の銘板である。
それぞれの橋の銘板は昭和27年製造となっている。
しかしこの区間の複線化が完了したのは昭和35年である。
やたら早く出来ている感じがある。
その上、昭和27年の航空写真を見ると、準備工事の姿すらない。
また、上下線の橋の作りはほとんど同じに見えるのだが、実は製造工場が異なる。
山側の上り線はペンキで見えにくいが横河とあるので、横河橋梁製作所の製作である。
一方海側下り線は汽車製造株式会社の製造になっている。
のち川崎重工に吸収された名門鉄道製作会社の汽車製造銘板の橋はあまり見かけない。
銘板が確認できたのはいずれも西金沢駅側で、金沢駅側はまた別かもしれない。
なぜ複線化よりも早い段階で橋げたを用意し、そして違うメーカーのものを同じところで使ったのか。
いずこかからの転用なのか、それとも規格を同じにして大量に製作したのか気になるところである。
橋げたは西金沢駅構内と記されているので、構内扱いで先に工事をしたのだろうか。
一瞬で通り過ぎる橋にもなにやら歴史があるのは面白いところである。

撮影日 2017年03月11日
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  1. 2017/03/11(土) 23:55:03|
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